社会的弱者に含まれる精神障碍者・身体障碍者をはじめ不登校・引きこもりの社会的生産性の減耗は非常に大きな問題となっております。社会的弱者に対して必要な福祉やケアが届いてないことが多々あることもその問題を大きくしています。
さらに社会になじめずにフリーランスとして働く社会的弱者がそれぞれバラバラに細々と仕事をしており、サポートや福祉が十分に行き渡っていない現状もあります。そのためフリーランスとして働く社会的弱者および健常人のより良い活用方法、さらなる生産性の向上を目指したサポートを展開していく必要があると考えています。
そのような中で、発達障害当事者や発達障害の子供を持つ親や不登校児の親の自助会なども併せて80回以上開催してきました。
徐々に参加人数も増えていき、日本に広域で広がっている自助グループともつながっており、規模も拡大しつつあります。
今回、法人として設立するに至ったのは、任意団体として実践してきた活動や事業をさらに地域に定着させ継続的に推進していくことと、仙台市以外やオンラインでの活動を広げていくために他の行政や関連団体との連携を深めていく必要があること等の観点から、社会的にも認められた公的な組織にしていくことが最良の策であると考えたからです。また、当団体の活動が営利目的ではなく、多くの市民の方々に参画していただくことが不可欠であるという点から、特定非営利活動法人格を取得するのが最適であると考えました。
法人化することによって、組織を発展、確立することができ、将来的に障害者や不登校の問題をはじめ、青少年の健全育成に関わるさまざまな事業を多方面にわたって展開することができるようになり、地域社会だけでなく広域に貢献できると考えます。